あの日のチョコをもう一度
それから、俺たちの口喧嘩が始まった
「何度も言うけどな、あれはお前が全面的に悪い!」
「んなこと、わかってるよ!」
「じゃあ、なんですぐに謝りに行かなかったんだよ!」
「行ったよ!行ったけど完全無視されたんだよ!」
「じゃあ、諦めずに何度もいけよ!」
「それが出来たら苦労しねぇわ!」
俺たちの口喧嘩は毎回こんな感じ
俺が悪いのは十分わかってるよ
ただ、どうしたら美野里と話せるのか、美野里に謝れるのか
その方法がわかんねぇんだよ......
そう、頭を抱えてたら
「ったく、早く仲直りしてくれよなー」
そう真琴が呆れながらいった
美羽ちゃんがそれを言うのならまだわかるけど、なぜ真琴がいうのだろうか?
理由を聞いたら
「だって、お前らが仲直りしないと美羽が悲しむし、何より、美野里の手作り菓子がこのままだと一生食えねー!」
は?美野里の手作り菓子?
わけがわからなくて、理由を聞いた
真琴の話だとこうだった
美野里は元々、菓子作りが趣味で新作を作っては美羽ちゃんに試食を頼んでいた
確かにあのフォンダンショコラ美味かったけど、そこまでだったとは
俺は少し、驚いた
そして、毎年義理チョコとして真琴にあげていたと
真琴は美羽ちゃんが好きだけど、美野里のことも幼なじみとして大切に思っている
だから、美野里の義理チョコはこれからも貰いたい
美羽ちゃんと付き合った時にそう美羽ちゃんに告げたらしい
真琴は美野里の作る菓子が好物で毎年美野里からの義理チョコを楽しみにしてたということも
その話を聞いた美羽ちゃんは怒るどころか、滅茶苦茶共感してくれたらしい
だけど、3年前のあの出来事の後、美野里は菓子作りをパッタリしなくなったらしい
つまり、真琴は3年間美野里の手作り菓子を食べてなくてもう限界ということ......らしい
「何度も言うけどな、あれはお前が全面的に悪い!」
「んなこと、わかってるよ!」
「じゃあ、なんですぐに謝りに行かなかったんだよ!」
「行ったよ!行ったけど完全無視されたんだよ!」
「じゃあ、諦めずに何度もいけよ!」
「それが出来たら苦労しねぇわ!」
俺たちの口喧嘩は毎回こんな感じ
俺が悪いのは十分わかってるよ
ただ、どうしたら美野里と話せるのか、美野里に謝れるのか
その方法がわかんねぇんだよ......
そう、頭を抱えてたら
「ったく、早く仲直りしてくれよなー」
そう真琴が呆れながらいった
美羽ちゃんがそれを言うのならまだわかるけど、なぜ真琴がいうのだろうか?
理由を聞いたら
「だって、お前らが仲直りしないと美羽が悲しむし、何より、美野里の手作り菓子がこのままだと一生食えねー!」
は?美野里の手作り菓子?
わけがわからなくて、理由を聞いた
真琴の話だとこうだった
美野里は元々、菓子作りが趣味で新作を作っては美羽ちゃんに試食を頼んでいた
確かにあのフォンダンショコラ美味かったけど、そこまでだったとは
俺は少し、驚いた
そして、毎年義理チョコとして真琴にあげていたと
真琴は美羽ちゃんが好きだけど、美野里のことも幼なじみとして大切に思っている
だから、美野里の義理チョコはこれからも貰いたい
美羽ちゃんと付き合った時にそう美羽ちゃんに告げたらしい
真琴は美野里の作る菓子が好物で毎年美野里からの義理チョコを楽しみにしてたということも
その話を聞いた美羽ちゃんは怒るどころか、滅茶苦茶共感してくれたらしい
だけど、3年前のあの出来事の後、美野里は菓子作りをパッタリしなくなったらしい
つまり、真琴は3年間美野里の手作り菓子を食べてなくてもう限界ということ......らしい