あの日のチョコをもう一度
「で、話って何?」


屋上についた後、ずっと黙っていた葛原君

何かを決心しきれない、そんな表情だった


「話がないなら、帰っていいよね」

あたしはそう踵を返そうとした


そしたら


「待って!話す!話すから行くな!」

と必死になって引き留めてきた 


本当に意味がわからないよ......



彼は深呼吸をして、何かを決意した顔をして話始めた

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