あの日のチョコをもう一度
あたしは急いで屋上に向かった


ギィーー


屋上の扉を開けたらもう、聡はいた


「美野里.....」


あたしは聡に1歩近づいた


「真琴に言われて来たんでしょ?美羽の命令で」


「ああ、だけどここにいるのは間違いなく俺の意志だから」


「そう.....」




重苦しい沈黙があたしたちの中で流れた



そんな沈黙を破ったのは聡だった


その表情はなにか決意に満ちてる


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