私は大富豪のお嫁様ッ!?


幸人は、中川の胸ぐらを掴み、襟を上へと上げる。


「…ゆ、きと?」


「――…本田、後で送ってやるからそこで待ってろ」


幸人はそう言い捨て、中川を連れてどこかへ行ってしまった。


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