幻想 少女日和

七日(日)

間違えって、誰にでもあると思うの。

大きなものから、小さなものまでね。

私は、間違える度に、自分の事が恥ずかしくなってしまう。

出来れば、間違える前まで時間を戻して欲しいって思うの。

間違えを犯した自分の事が、恥ずかしくて仕方なくなるの。

この世から、消えてしまいたくなる。

人間なんかに生まれてきたことを、とっても後悔するの。

解る?

今、まさに、そんな気分。

失敗は成功の母なんて、気休めも良いとこ!

間違えてもいいよって、優しい人は言うけれど、自分で自分の事が許せないの!


こんな私に、どこからか、気にしなくていいよ、アナタだけじゃないよって、そう、声が聞こえた。

ありがとう。

貴女がそう言うなら、そうなのでしょう。






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