まほうのそら。(完)




「出ていって!この家から!あんたの顔なんて一生みたくないわ!」




「もう限界なのよ!」



...あぁ




「きえろ、きえろ!出ていって!」



もう、いや。全てがどうでもよくなった。





「...ですが女王様...」




「命令よ、こいつを追い出して、二度と戻ってこないところに捨ててきなさ

い‼」



「女王様...」




「クビになりたいの!?いいからだまって追い出しなさい‼」



「早く!」






それから連れられるがままに家来の人たちについていった。気がつくと遠くの

知らない町に一人で立ってたんだ。









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