まほうのそら。(完)


「な、なによ。」



「私は!近づきたくて近づいてんじゃないし!風紀委員だって先生におし

つけられたんだから!勝手に勘違いして文句言わないでよ!あと地味、ブス

ってうざいっつの!好きでこんな格好してんじゃないし!」



一気にいってやったよ。はぁ、スッキリした。 


浜田さんも、私がこんな言い返すとは思ってなかったって感じでびっくり

してる。後ろの女の子たちも固まってる。



ふふ、私だってそんな言い返せないようなか弱い女じゃないからね!


...でも、こんないって良かったのかな。



なんか、嫌な予感が。








「あ、あんたね...」



浜田さんが、顔を真っ赤にさせて怒ってる。

や、やばい...

















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