まほうのそら。(完)


...いやいや菫さんよ。このごにおよんで何を言ってるんだよ。

私は原田真広に恋してるのはありえないよ。



だって何かされてときめいたわけでもないし。




それにしても数日前まで平気だったのに。

いきなり好きになるなんてナイナイ。


すると菫はいきなり真剣な顔になった。





「ありさ。人を好きになるのはいろいろあるのよ!いつのまにか好きになっち

ゃうこともあるの!原田くんに顔近づけられてドキッとしたり、送って

もらって嬉しかったり完全に好きじゃん。もし好きな人じゃなかったら

気持ち悪いと思うし、一緒にいたくないなと思うけどね、私は!」


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