まほうのそら。(完)
「別に大したことじゃ...あ、ジュースありがと。」
オレンシジュース...美味しそうだ。
でも、あんまり原田真広のことは言いたくないなぁ。キスされたなんて。
永田くんが広めるような人とは思わないけど何かあったら、女子の
皆様に抹殺される。
もうすぐこの学校をでるけど、それまでは平和に暮らしたい。
「えー絶対何かあったでしょ。おしえてよーあ、り、さ♪」
なーんで名前呼びに。まぁ別にいいんだけど。中原は偽名だし。
「ある男の子とちょっと気まずくなってるだけ。」
これなら納得してくれるでしょ。そういってジュースを飲んだ。
「ある男の子というのはー原田真広君のことかな?」