まほうのそら。(完)



そんな中原ありさに俺は...キスをしてしまった。


どうしてあんなことをしてしまったのかはわからない。

でもあれから中原の顔が頭から離れないんだ。

授業中も、バイト中もあいつのことばっかり考えてる。





おかしい...

そう思っていたとき、親友の葵からあることを言われた。




あの雨の日から数日たったある日。




「お前ってさ、中原さんのこと、好きだろ?」






「好き...?」


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