まほうのそら。(完)







「ありさ~昨日の自己紹介聞いてなかったのー?私、おもいっきり自己紹介し

てたのに~あ、えへへ、ありさのこと心配でついてきたの。 もー親に頼むの

大変だったんだからぁ。てゆーか、ずっと思ってたんだけどありさなにその格

好。あはは、だっさ!うけるね。なんでそんな地味な格好してんの?」



一気に言われた。心配でついてきたって...私は大丈夫だけど。

でも一人で寂しかったから菫が来てくれて嬉しい。


でも後半!なんかめちゃくちゃに言われてるー。

てゆーかこの格好好きでしてるんてじゃないっつの!



でも...菫は魔法界と同じ格好だ。


相変わらず嫌みなほど綺麗な顔。少しつり上がった目。大きすぎでしょ。

長いさらさらな魔女としては珍しい黒髪を横で三つあみにして結んでいる。


私のおさげと違っておしゃれにみえる...

同じ三つ編みのはずなのにっ!



な、何が違うのだろう。



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