まほうのそら。(完)



「あのさ...癒樹。ごめん。私、癒樹のこと...「ありさ。」



「返事は今じゃなくていいや」



「へ?」



でもさっき、俺のことどう思う?って...。



「今返事したら振られちゃうからね。もうちょっと僕のことを知ってもらわな

いと。」



「そ...そっか。」



じゃあ、これからもこうして絡まれるのか...。

女子に睨まれない日々はまた遠くなりそう。





「それで...さっきの続き...しよ?」


へ...さっきの続きってまさか。

そういってまた癒樹が壁に体を押そうとする。

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