まほうのそら。(完)



「キスの練習...「しないしない!しないから!」




慌てて癒樹を押し返した。

ふーっ危ない危ない。



私が逃げ切ったのに癒樹はニヤリと笑う。



「ありさー?こっちの方がもっと危ないよ?」



「え?」



危ないって?そう思った瞬間、視界がぐるっと傾いて...。

気がつくと真上に癒樹が...



これ。床に押し倒されてる。




「癒樹...ちょ...離して」


「嫌だよ?」

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