まほうのそら。(完)


「ちょっと戻らなきゃ。あんたはまた別の時に殺しにいくよ♪

楽しみにしといてねー♪」




そのまま女の子は去っていく。




「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」



自分から攻撃を仕掛けておいて、勝手に帰る!?

しかもまた別の時に殺しにいくよって...なんだ。


結局何者かも知らないし。






カァカァカァ...



すっかり暮れた太陽にカラスの鳴き声が遠くで聞こえる。

なんだこの切なさ...。





とりあえず帰るか。


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