まほうのそら。(完)


じゃあ原田真広に渡そう。




じゃあこの四つ折りの紙を原田真広の席に...


ポイッ。



おお。軽く投げると見事に原田真広の席に着地。原田真広が気づいて

手紙を開いた。



な、なんか恥ずかしいから、前をみとこう。

授業ノートとってなかったし。


そう思って下をみて気づいた。


あれ...?二つ折りの紙がもうひとつ。何の紙だっけ。

あ、菫からもらった手紙か。


ん...?菫からもらったのはもっと小さい紙だったはず。四つ折りにして

ある...。


それが...ない。


あ...れ?まさか私...。

< 299 / 416 >

この作品をシェア

pagetop