まほうのそら。(完)
保健室のこと...お礼を言ってないし。
でも今日は原田真広は授業終わってすぐに教室を出ていた。
バイトかなぁ。
とぼとぼと教室をでると、背中からゾクッと何かの気配がした。
なんだ...?
実はなんだか最近誰かに見られている気がするんだ。
それも...人間じゃない。
魔女や、魔法使いたち。それもかなり力を持った。
雰囲気というか、能力の匂いで感じとれるんだ。
この前の女の子みたいに私は誰かに命を狙われているの?
思わず身震いをした、その時。
突如目の前の木が倒れて、こっちに向かって倒れてきた。
慌てて避けて周りを見渡す。誰も...いない。
なんだ...?何が起こったんだ。