まほうのそら。(完)
そう言って女の子がまた手をあげた。
「いけぇぇぇぇ!」
そう叫ぶと、つきづぎと雷が落ちてくる。
私はそれをひたすら避けていた。
いつ...攻撃をかえそう。この女の子...小柄だから多分避けるのが得意なはず。
スピードの早いものしかないか...。
攻撃のことを考えていると、雷の落ちてくるスピードがはやくなった。
「私をなめてるの?全く攻撃しないだなんて。それとも体力削ろうとでも
思った?私、魔法力は一番強いのよ!」
一番強いのよ!って、どういうこと?
そう思ったとき。
「なめてもらっちゃこまるわ!」