まほうのそら。(完)
その時の気持ちを思い出してー...!
その時。-----ポタ。
私の手から、一粒の水滴がこぼれ落ちた。
...一滴。でた。
しゃがみこんで、その水に触れると思わず手を引っ込めた。
「熱っ!!」
...なんでこんなに熱いの?
水の魔法を使う魔女で、熱湯をだせるなんて...
こんなことは初めてだった。
なんで。なんでなの。
そう思った時、また頭痛は激しくなった。
ヤバい、次のは本当にキツいっ...
このまま...眠ってしまいそう。