まほうのそら。(完)
真実
目を覚ますと、真っ白な天井。
「ここ...。」
見たことない居場所だけど、どこか懐かしい。
周りは高級ホテルのようになっていて、近くの机に私の変装グッズや、
制服がおかれていた。
ふと自分の格好を見て驚く。
女王や、菫が着ていたような綺麗なドレスを着ていた。
だ、誰が...?
そう思ったけど、多分菫だろう。
そう思って、心が傷んだ。
ユメノさんと一緒に暮らし初めてから、近くに住んでいたということで
仲良くなった菫。
その頃からもう女王に命令されて仲良くしていたのかな。