まほうのそら。(完)
頭のなかに浮かんだ疑問を聞こうとして声を出すと同時に、
ドアが開いてから、人が入ってきた。
「今、女王が危険な状態だと聞いた。。話すなら俺も一緒に話す。」
そう言って、私達の前に立ったーーーー癒樹。
そう、私は癒樹について聞きたいことがあったんだ。
「癒樹、どうして私を好きにさせようとしたの?」
この事だ。癒樹は、私に対してたしかこう言ったよね。
「なかなか俺のことを好きにならないし。まじで怒られちゃったんたけど。」
って。この意味がよくわからないんだ。
「ありさのせいで魔法戦争が起きたって話。知ってるよね。そのときに、
女王の恋人がなくなったんだよ。魔法戦争のせいで。」