まほうのそら。(完)


やばいっ!本が次々と落ちてくる。


避けようとして後ろに下がったらなんと原田真広の足が。

そのまま引っ掛かったって転んでしまった。



どうしよう。このままじゃ原田真広に当たるっ!


もう...奥の手だ。


私は手のひらを合わせて、







「出でよ」


と呟いた。





ジャーーー



次々と水が手から溢れたしてきてばさばさと本が突き飛ばされていく。




ヤバい...原田真広の目の前で...







魔法使っちゃった。

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