まほうのそら。(完)








原田真広は...良かった起きてない。

どうしよう。あたりいちめんびしょびしょなんだけど。

わたしは水の魔女だから水しか操れない。

だから、火をつかって乾かすことなんてできないし。






とりあえずこの本たちはどうしようか。





とりあえず床に落ちた本は拾おう。

急いで本をテーブルに持っていく。



最後の本を持っていこうとしたとき。





「あっ」






ヤバい何かにつまづいた。





ドサドサ



つまづいたのはまた、原田真広の足。

まだ起きないでくれ...そう願ったけれど...




「...ん...?」




起きるよねー...。




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