サプライズは、パーティーの後で ~恋に落ちた御曹司~
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あの週末は、何だったんだろう。
そう思えるくらい、次の日は平凡な月曜日だった。
彼がいるのといないのでは、まるで違う日常だ。
痛っ……
一日経っても、体の節々が痛い。
多分に無理な体勢でいたから、一部の筋肉が痛いのと、未だに体が頼りなくてふら付いている。
皮膚のいたるところにも、彼に残された跡が消えていない。
ただ、幸せに浸っている竜也の顔が、ムカつかないほどに傷は癒えてると思った。
店舗運用部に、社内郵便を届けにいったら、青木君から声をかけられた。
郵便物を渡そうと、腕を伸ばしただけなのに、変な場所の筋肉が痛む。
「大丈夫」
すぐに気が付いてくれて声をかけてくれた。
「うん。何とか」