正反対の二人










私はあのあとどうやって帰ったかはわからない。







家に帰る頃には真っ暗になっていて




家の玄関にはなんだか憔悴しきったお母さんがいた。









「奈夢!!どこいってたの!!






お父さんがお父さんが












交通事故に」




















言い終わると同時に泣き崩れるお母さん









私は頭が真っ白になった。








































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