くるりんぱ=問題児!?


「くるりんぱ!

やっぱ、嶺央の件ならぬ、バスケの賭けの内容変更!


パーゲンダッツ、わたしたち4人に奢れ!」


ビシッと指を差しながら、くるりんぱに命令すると、すごく嫌そうな顔をされた。


うん、だろうよ。

でも、知恵ちゃん許さないもんね!


「はぁ!?後輩が先輩に奢るって…普通逆じゃないっすか!?」


「敗者は勝者の言うことを聞くのだよ」


「……あぁ、もう!
なんで、よりによって高いパーゲンダッツなんすかっ!!

分かりました!分かりましたよ!!
買えばいいんでしょ!

何味ですか!!」


「さっすが、くるりんぱ君〜!
嶺央よりも潔くていいね!


え〜っとね〜、巫美はストロベリー!

亜衣は〜?」


「私もいいのか?」


「もちろん。

亜衣先輩と巫美先輩に奢るのは別に全然オーケーなんですけど…」


「あん?

知恵先輩は?


おい、わたしの名前は?!」


「…」


「無言っ!」

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