社内恋愛発令中【完】
第1章
同僚と先輩と、
「えぇえ時間ないしもう!!」
幼い頃の夢、お花屋さんとは程遠いOLとして就職したあたし。
今日はその初出勤。
なのだが。
「ああああと10分で駅までいってそれから走って行ってそれから…」
小さい頃から朝が苦手だったあたしは、目覚まし時計を10個用意するも寝坊。
一人暮らしがこんなにも大変だとは、楽勝だと思っていた最近の自分を殴ってやりたい。
「あ、ちょ、靴が履けな……」
慣れないヒール靴。
足が変な方向に曲がって、焦ってるからなのか、なかなか履けない。
髪もただ縛っただけ、化粧なんてファンデーションだけ、初出勤での印象はある意味最高だろう。
いつものコンタクトをしてる暇もなく、古臭いメガネをかけて駅までの道を走り抜ける。
幼い頃の夢、お花屋さんとは程遠いOLとして就職したあたし。
今日はその初出勤。
なのだが。
「ああああと10分で駅までいってそれから走って行ってそれから…」
小さい頃から朝が苦手だったあたしは、目覚まし時計を10個用意するも寝坊。
一人暮らしがこんなにも大変だとは、楽勝だと思っていた最近の自分を殴ってやりたい。
「あ、ちょ、靴が履けな……」
慣れないヒール靴。
足が変な方向に曲がって、焦ってるからなのか、なかなか履けない。
髪もただ縛っただけ、化粧なんてファンデーションだけ、初出勤での印象はある意味最高だろう。
いつものコンタクトをしてる暇もなく、古臭いメガネをかけて駅までの道を走り抜ける。
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