幸せに・・・なりたい。
五話 辛い・・目覚め
**重荷
担任から、入学式の事もあり
クラス全体に私についての話が
あった・・・らしい。
簡単に説明したみたいだが、
好奇な目で見る人
あわれむ人
怖がる人
無関心な人
色んな人がいた・・・・
ただ、妙に親切な人の対応は、
大変だった。
だが、何度も・・・失神したりして
学校も休みがちになって行った。
私は、笑うことも出来なくなり
学校に行っても
保健室で過ごす事が
多くなった。
成績は、良かったので
先生達も大きな問題には
しなかったが‥‥
茜は、毎日、私の心配ばかりして
一緒にいるという
茜に、きちんと教室で
授業を受ける用に説得した。
高木先生も
崇おじさん、美沙わおばちゃんも
心配してくれたが、
私には、それ事態も重く辛かった。
そんなとき
史人さんが帰国した。
史人さんは、何かと私に構ってきて
私は、史人さんの対応に悩んだ
でも、お世話になっている
おじさん達に
心配かけたくなくて
我慢に我慢をした。
ただ、高木先生には、
見抜かれて
叱られたが、
「言わないで欲しい」
と、お願いした。
先生は、中々、納得してくれなかった。
だから、
「先生がお願いを聞いてくれないなら
病院には、もう通わない」
と、言うと渋々認めてくれた。
ただ、先生には、なんでも話すように
約束させられた。