幸せに・・・なりたい。
九話 永久の幸せ
**不束か者ですが
今日は、愛浬亜との入籍の日だ。
二人で、役所に婚姻届けを出して
「受理いたします。
おめでとうございます。」
と、言われて
「「ありがとうございます。」」
と、二人で言った。
そのあと、崇おじさん美沙おばあちゃん
茜に報告して、加恵ちゃんもいれて
皆でお祝いをした。
綾が、青木さんと柊さんには
報告してくれた。
今日、私は、
「高木 愛浬亜」と、なった。
綾は、今まで、ずっと
私を怖がらせないように
キスしかしてこなかった。
今でも、怖くないわけではないが
綾と一つになりたいし、
綾にばかり我慢させる事が嫌だった。
今日は美沙おばちゃんが
お祝いと言うことで
崇おじさんとホテルのスィートルームを
とってくれた。
「うふふっ、ありがとう」と
お礼を言って、
二人でホテルへと向かった。
新居も綾が、お店と病院と崇おじさんの
家の中心にした。
3LDKのマンションで
セキュリティもしっかりしていて
安心だった。
引っ越しも明日から始まる。
綾との生活も楽しみにしていた。
色んな話をしていたら
あっと、言う間に
ホテルについていて
部屋にはいると
茜から、大きな青いバラの花束が
プレゼントされていた。
花言葉は、
『夢叶う』
茜、らしい。
綾は、
「愛浬亜にとって、大事な友人だね。」
と、言ってくれた。
「うん、とっても。」
と、言うと
「愛浬亜。
本当に高木 愛浬亜に
なってくれたんだね。
夢のようだよ。
ずっと、僕の隣にいてくれ。
心から愛浬亜を愛してる。」
と、言われて
「ふつつかものですが、
末長く宜しくお願いします。
今まで、沢山我慢してもらって
ごめんなさい。」
と、言った。