幸せに・・・なりたい。
**史人
俺は、父の崇から
水樹のおじさん、おばさんの事件の
連絡もらって
慌てて帰ってきた。
史人は、茜達が生まれる前までは、
水樹夫妻にかなり可愛がられていた。
そんな、おじさん達が亡くなったと
聞いて驚いた。
親父に連絡して
墓参りをして
愛浬亜を見舞う。
愛浬亜の病室にはいると
茜がいた。
茜は、疲れた顔をしていて
「茜、大丈夫か?」
「えっ、お兄ちゃん どうしたの?」
「父さんに連絡もらった。
俺、水樹のおじさん、おばさんに
すごく、可愛がってもらったんだ。」
「そうなんだ。」
「で?愛浬亜は、大丈夫なのか?」
「うん、体は問題ないけど‥‥」
と、言っていると
愛浬亜が、うなされ初めて
「いやーっ、きゃーっ、来ないで!
お父さん!お母さん!!」
茜は、
「愛浬亜、大丈夫だよ。
私が、そばにいるから」
と、言うと
「·····茜っ、······茜っ、」
と、言いながら
涙をこぼす。
史人は、その姿を
唖然とみていた。
愛浬亜は、涙を流しながら
眠りについた。
茜は、涙を拭いてあげていた。
「愛浬亜は、毎回こうなのか?」
「うん、いつ出るか、わからないし
安心させないと、どうなるか
わからないんだ。」
「お前、寝てないんだろ?
俺が、変わるから少し寝ろ。」
と、言った。
茜は、かなり心配しながら
別室へと行き仮眠をとった。
史人は、改めて
愛浬亜の顔を見た。