幸せに・・・なりたい。
**可愛い存在
崇も美沙も
綾の名付けに
驚いたと同時に嬉しく思っていた。
愛浬亜は、
高木家でお義母さんに
お世話になりながら
子育てをしていた。
悟は、何故か·····
親父になついている。
親父は、可愛くて
たまらないのか
四六時中、悟にかまっていた。
「子供が、こんなに
可愛いとは知らなかった。」
と、言うから
「そうですよ。
綾も、とても
可愛い子でしたよ。
あなたは、仕事、仕事って
家にいらっしゃらないから。」
と、母さんが言うと
「ああ、もったいないことをした。」
と、言うから
皆、びっくりしていたが
綾が、一番驚いていた。
母さんは、
「うふふっ、今からでも
遅くないですよ。」
と、言うと
「ああ。
なぁ、悟。
お前のパパには、してやれなかったことは
全て、お前にしてやるぞ、ジィジは。」
と、言った。
皆、あっけにとられながら
嬉しい気持ちになっていた。
悟は、皆に可愛いがられた。
崇や美沙、茜にも。
相変わらず
綾は、愛浬亜を溺愛し
両親とも、今までが
信じられないほど
穏やかに過ごしていた。
史人と、イザベルにも
第一子ができて
崇達も、おじいちゃん、お婆ちゃんに
なった。
茜は、ネイリストとして
忙しくしていた。