幸せに・・・なりたい。
**今からが戦い
綾と色々な話をした。
その間、何度も何度も
愛浬亜は、うなされ、泣き叫び暴れた。
「綾。
愛浬亜は、いつまでこんなに苦しむんだ?」
と、訊ねた。
すると、綾は、
「彼女が、現実を否定しているから
中々目覚めないんだ。
だが、茜ちゃんの献身的な
看護もあるし
まもなく、目覚めるだろうけど。
今からだよ。
今からが愛浬亜ちゃんの戦いだと
思うよ。
寝ていても、これだけ男性を
怖がるんだから。」
と、言った。
俺も綾も
この先の愛浬亜を心配しながら
夜は、更けていった。