Last Letter~手紙がくれた想い~






「えーまず、ボーカル!

俺の作った曲を綺麗な声で歌ってくれるのは雅輝!」


俺は雅輝とアイコンを交わす。



「今日は来てくれてありがとうございます!

あと2曲ですが、最後までお付き合いお願いします!!」


キャーキャーと言う声が聞こえて目を走らすと高校生くらいの女の子たちがいた。

あれは…うちの学校の制服だ。


どこからか噂を聞きつけて来たんだな?


そんなことを考えながら俺は口を動かす。



「次は…ドラム!

完ぺきなリズムを刻んでくれるのは俊!!」


俊は適当にドラムを叩きありがとう!と、一言叫んだ。



「そして次は…ベース!

俺たちの土台でムードメーカの弘斗!!」


弘斗はニカッと笑い元気ですかー?!の、一言。

バカだな、弘斗。



「で、俺はギター担当の大樹です!

では2曲目行きます!


2曲目は『初恋』

俺がある人を想って書いた曲です」


そう言うとどこからかヒューと言う声が聞こえる。


うわぁ…俺、何恥ずかしいこと言ってるんだろ…







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