死神喫茶店
「ホットコーヒーの豆をもらっていきますね」
あたしは広い部屋の中央に立っている河田さんへ向けてそう言った。
河田さんの着ているカッパはすでに真っ赤な血に染まっている。
「ん。あぁ」
河田さんは目の前のベッドで横になっている『お客さん』から視線を外さずにそう言った。
そして、その『お客さん』の腹部から小腸をずるずると引きずり出すと、自分の首にひっかけて「これ、ネックレスになりますね」
と、ほほ笑んだのだ。
腹に穴を開けられて小腸を引きずり出された『お客さん』は楽しそうに笑い声を上げる。
本当にあんなのでいいのかなぁ。
あたしは呆れながらも、壁際に置かれている棚の一番下からコーヒー豆のストックを取り出した。
あ、こっちのストックも切れそう。
発注してもらわないと。
そう思って振り返ると、今度は『お客さん』の眼球をスプーンでえぐり、それにストラップをつけて遊んでいる河田さんが目に入った。
「いいねいいね、それ、あたしもほしいな!」
『お客さん』がもう片方の目でそのストラップを見てキャッキャとはしゃいでいる。
その体はすでに腐敗しているため性別がわからなかったが、どうやら女性であると言う事がわかった。
「でしょ。眼球ストラップって結構可愛いんですよね!!」
河田さんもノリノリだ。
あたしは広い部屋の中央に立っている河田さんへ向けてそう言った。
河田さんの着ているカッパはすでに真っ赤な血に染まっている。
「ん。あぁ」
河田さんは目の前のベッドで横になっている『お客さん』から視線を外さずにそう言った。
そして、その『お客さん』の腹部から小腸をずるずると引きずり出すと、自分の首にひっかけて「これ、ネックレスになりますね」
と、ほほ笑んだのだ。
腹に穴を開けられて小腸を引きずり出された『お客さん』は楽しそうに笑い声を上げる。
本当にあんなのでいいのかなぁ。
あたしは呆れながらも、壁際に置かれている棚の一番下からコーヒー豆のストックを取り出した。
あ、こっちのストックも切れそう。
発注してもらわないと。
そう思って振り返ると、今度は『お客さん』の眼球をスプーンでえぐり、それにストラップをつけて遊んでいる河田さんが目に入った。
「いいねいいね、それ、あたしもほしいな!」
『お客さん』がもう片方の目でそのストラップを見てキャッキャとはしゃいでいる。
その体はすでに腐敗しているため性別がわからなかったが、どうやら女性であると言う事がわかった。
「でしょ。眼球ストラップって結構可愛いんですよね!!」
河田さんもノリノリだ。