死神喫茶店
楓は河田さんに恋をしているのだ。


楓の前で見にくい争いはできなかった。


「楓、解体の仕事を教えてもらってくるけど、大丈夫?」


「うん。昨日教えてもらったことはちゃんとメモしてるし、大丈夫だよ」


ニッコリとほほ笑む楓に見送られながらあたしは解体部屋へと移動したのだった。
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