死神喫茶店
☆☆☆
いつも通り学校へ行くと、校門をくぐったところで後ろから声をかけられた。
「おはようモコ!!」
その声に振り向くと、楓が小走りにやってくるのが見えた。
昨日河田さんと沢山会話ができたからか、とても嬉しそうな顔をしている。
「おはよう楓」
「今日、学校には来ないかと思ったよ」
楓の言葉にあたしは小さく頷いた。
「本当はちょっと休みたかったんだけどね」
「だよね。荷物持ってあげるよ」
そう言うと楓はあたしのカバンを奪うようにして取った。
「ごめんね、ありがとう」
「お礼を言うのはこっちだよ。モコが昨日必死で頑張ってくれたお陰で、河田さんと沢山会話する事ができたんだから」
やっぱり、楓が上機嫌な理由は河田さんだったようだ。
「あとね、モコは気が付いてなかったけど昨日あたしも解体部屋に入れてもらったの」
「えっ……」
あたしは目を見開いて楓を見た。
楓が解体部屋へ入って来たのなんて全然記憶にないし、あんな血まみれの光景を見て大丈夫だったのだろうかと心配になる。
いつも通り学校へ行くと、校門をくぐったところで後ろから声をかけられた。
「おはようモコ!!」
その声に振り向くと、楓が小走りにやってくるのが見えた。
昨日河田さんと沢山会話ができたからか、とても嬉しそうな顔をしている。
「おはよう楓」
「今日、学校には来ないかと思ったよ」
楓の言葉にあたしは小さく頷いた。
「本当はちょっと休みたかったんだけどね」
「だよね。荷物持ってあげるよ」
そう言うと楓はあたしのカバンを奪うようにして取った。
「ごめんね、ありがとう」
「お礼を言うのはこっちだよ。モコが昨日必死で頑張ってくれたお陰で、河田さんと沢山会話する事ができたんだから」
やっぱり、楓が上機嫌な理由は河田さんだったようだ。
「あとね、モコは気が付いてなかったけど昨日あたしも解体部屋に入れてもらったの」
「えっ……」
あたしは目を見開いて楓を見た。
楓が解体部屋へ入って来たのなんて全然記憶にないし、あんな血まみれの光景を見て大丈夫だったのだろうかと心配になる。