死神喫茶店
☆☆☆
ホームルームが終わって休憩時間になると、あたしはすぐ瑠衣に近づいた。
「瑠衣、今日はどうしたの? なんだか様子がおかしいみたいだけれど……」
そこまで言い、言葉を切った。
瑠衣の手の甲が青黒く変色している。
どこかで強くぶつけたような青あざにも見えるけれど、腐敗していく『お客様』を何度も見ているあたしにはそれが腐敗の色に見えた。
「なんでもないよ」
あたしの視線に気が付いた瑠衣が慌てて手をひっこめた。
しかし、その口からは悪臭と呼べる臭いがしている。
ハッとしてあたしは夢羽を見た。
夢羽の頬は青白く、血の気がない。
まさか2人とも……。
そこまで感がえて頭を強くふった。
そんなことあるはずない!
腐敗が進むと言う事は、死後数時間は経過していることになる。
2人がすでに死んでいるなんてそんな事……考えたくない!!
ホームルームが終わって休憩時間になると、あたしはすぐ瑠衣に近づいた。
「瑠衣、今日はどうしたの? なんだか様子がおかしいみたいだけれど……」
そこまで言い、言葉を切った。
瑠衣の手の甲が青黒く変色している。
どこかで強くぶつけたような青あざにも見えるけれど、腐敗していく『お客様』を何度も見ているあたしにはそれが腐敗の色に見えた。
「なんでもないよ」
あたしの視線に気が付いた瑠衣が慌てて手をひっこめた。
しかし、その口からは悪臭と呼べる臭いがしている。
ハッとしてあたしは夢羽を見た。
夢羽の頬は青白く、血の気がない。
まさか2人とも……。
そこまで感がえて頭を強くふった。
そんなことあるはずない!
腐敗が進むと言う事は、死後数時間は経過していることになる。
2人がすでに死んでいるなんてそんな事……考えたくない!!