死神喫茶店
冬が働くのなら、自分も頑張る。
そんな調子で舞美も『ロマン』のアルバイトをすることになり、今日が2人の初出勤の日だった。
「おはよう2人とも!」
「おはよう、モコ、楓。バイトって初めてだから緊張するよ」
舞美が不安そうな表情を浮かべている。
「すぐに馴れるから大丈夫だよ。ほら、こっち来て」
楓がそう言い、舞美をカウンター内へと案内する。
お客さんがいなくて寂しかった店内が、一気ににぎやかになる。
「モコ、俺はどうすればいい?」
「そうだなぁ。とりあえず、今日は見学してもらおうかな」
あたしはそう言いながら、隠し扉を開けた。
「すごいなこの扉! っていうか、俺だってなにか手伝うぞ?」
「そう? それならとりあえず……この『お客様』の手足を切断してくれる?」
あたしは並んでいた『お客様』を解体部屋へ招き入れて、冬にそう言ったのだった。
喫茶『ロマン』はいつでもあなたのご来店をお待ちしております。
スタッフ一同
END
そんな調子で舞美も『ロマン』のアルバイトをすることになり、今日が2人の初出勤の日だった。
「おはよう2人とも!」
「おはよう、モコ、楓。バイトって初めてだから緊張するよ」
舞美が不安そうな表情を浮かべている。
「すぐに馴れるから大丈夫だよ。ほら、こっち来て」
楓がそう言い、舞美をカウンター内へと案内する。
お客さんがいなくて寂しかった店内が、一気ににぎやかになる。
「モコ、俺はどうすればいい?」
「そうだなぁ。とりあえず、今日は見学してもらおうかな」
あたしはそう言いながら、隠し扉を開けた。
「すごいなこの扉! っていうか、俺だってなにか手伝うぞ?」
「そう? それならとりあえず……この『お客様』の手足を切断してくれる?」
あたしは並んでいた『お客様』を解体部屋へ招き入れて、冬にそう言ったのだった。
喫茶『ロマン』はいつでもあなたのご来店をお待ちしております。
スタッフ一同
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