死神喫茶店
イメチェン
翌日は登校日だったけれど、気分のいいあたしは念入りにメイクをしていた。
できるだけナチュラルに見えるように、だけど目は大きくパッチリと。
昨日の帰りに買った雑誌を見ながら、どうにか可愛く仕上げる事ができた。
これなら夢羽に負けないかもしれない。
鏡の前でそんな自信が出て来る。
昨日は瑠衣と沢山話す事ができたし、心なしか瑠衣はあたしの事を見ていた。
あの視線が本物だったとしたら、瑠衣は夢羽の事が好きなわけではないのかもしれない。
瑠衣の気持ちが誰にも向いていないのだとすれば、あたしにだってチャンスはある。
今まで何も行動せずに来たけれど、瑠衣と夢羽が一緒にいるところを見たおかげで行動力が出てきていた。
瑠衣の事が好き。
今なら胸を張ってそういう事もできる。
学校について教室へ入ると、すぐに舞美と楓があたしのメイクに気が付いた。
「モコ、今日なんか可愛くない?」
舞美がグッとあたしに近づいてそう聞いてくる。
できるだけナチュラルに見えるように、だけど目は大きくパッチリと。
昨日の帰りに買った雑誌を見ながら、どうにか可愛く仕上げる事ができた。
これなら夢羽に負けないかもしれない。
鏡の前でそんな自信が出て来る。
昨日は瑠衣と沢山話す事ができたし、心なしか瑠衣はあたしの事を見ていた。
あの視線が本物だったとしたら、瑠衣は夢羽の事が好きなわけではないのかもしれない。
瑠衣の気持ちが誰にも向いていないのだとすれば、あたしにだってチャンスはある。
今まで何も行動せずに来たけれど、瑠衣と夢羽が一緒にいるところを見たおかげで行動力が出てきていた。
瑠衣の事が好き。
今なら胸を張ってそういう事もできる。
学校について教室へ入ると、すぐに舞美と楓があたしのメイクに気が付いた。
「モコ、今日なんか可愛くない?」
舞美がグッとあたしに近づいてそう聞いてくる。