悪魔の封印を解いちゃったので、クールな幼なじみと同居します!
時間、流れちゃいました。
数日後、あたし達は授業のレポートを提出するため職員室に来ていた。
内容は「天宮大火の原因について」。
みんなで調べていたものだ。
あたしは書記しかしていなかったけれど、美晴と田辺くんが中心になって今まで調べていたことをまとめてレポートにしてくれた。ありがたいことこの上ない。
先生はあたし達の目の前で、真剣なまなざしでレポートを読んでいた。
今回は中間提出ということで、今の段階でどこまで調べが進んでいるのか先生に報告し、先生から今後の調査のアドバイスを受けるのが目的だ。
だけど目の前で自分たちの成果をじっくり読まれるというのはなかなか緊張するし、ごくり、と思わず唾を飲み込んでしまう。
その音が気になったのか、アキはじろりとあたしを睨みつけた。
そうは言われてもしかたがないじゃないか、先生の判断が気になるんだから。
そんなことを念じながらアキを見つめたけど、アキはふいと視線を逸らした。
レポートの最終ページを見ていた先生は読み終わったのか突然顔をあげて「これをお前たちだけでやったのか」と言った。
最初、何を言われているのか分からなかったけど、田辺くんが「はい、そうです」と答えた。
「そうか、お前たちがこれを…」
先生はレポートをまじまじと見つめながら呟いた。
「せ、先生?」
どうかしましたか、と聞こうと思ったけど、その前に先生があたし達の方を見てにっこり笑った。
「よくやった!」
内容は「天宮大火の原因について」。
みんなで調べていたものだ。
あたしは書記しかしていなかったけれど、美晴と田辺くんが中心になって今まで調べていたことをまとめてレポートにしてくれた。ありがたいことこの上ない。
先生はあたし達の目の前で、真剣なまなざしでレポートを読んでいた。
今回は中間提出ということで、今の段階でどこまで調べが進んでいるのか先生に報告し、先生から今後の調査のアドバイスを受けるのが目的だ。
だけど目の前で自分たちの成果をじっくり読まれるというのはなかなか緊張するし、ごくり、と思わず唾を飲み込んでしまう。
その音が気になったのか、アキはじろりとあたしを睨みつけた。
そうは言われてもしかたがないじゃないか、先生の判断が気になるんだから。
そんなことを念じながらアキを見つめたけど、アキはふいと視線を逸らした。
レポートの最終ページを見ていた先生は読み終わったのか突然顔をあげて「これをお前たちだけでやったのか」と言った。
最初、何を言われているのか分からなかったけど、田辺くんが「はい、そうです」と答えた。
「そうか、お前たちがこれを…」
先生はレポートをまじまじと見つめながら呟いた。
「せ、先生?」
どうかしましたか、と聞こうと思ったけど、その前に先生があたし達の方を見てにっこり笑った。
「よくやった!」