【短編】恋の天気を予報して
今日は2人とも早い帰りだったので、一緒に公園に行くことになった。

もちろん、三坂さんからの誘いでだ。

近くのベンチに腰掛けると三坂さんはこう言った。

「ねぇ?潤ちゃん。あのときの答え、今教えてよ?」

やっぱり…聞かれることは予想はしてた…

「あれって本気なんですか?」

「当たり前じゃん…」

「本気なら、僕が今、『キスしてください』って言ってもできます?」

「えっ?潤ちゃん?キス…してもいいの?…」

「言ってみただけです。僕のことが本当に好きなら、キスだってためらわずに出来るんじゃないかって思って。」

「できるよ♪」
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