You donot have other than(貴方以外ない。)
あなたは私じゃなくても
「じゃ、いよいよ
おじ様の仕事継ぐんだね。」
「しばらくは、親父の下で
働いてからな。」
「そう、おじ様もおば様も
ホッとしたね。」
と、話していたら
私の携帯がなって
でると‥‥‥陸。
「乃愛、ついたか?」
「あっ、陸?
マンションには、入ったよ
でも、まだ部屋じゃない。」
「部屋じゃないのか?」
「う‥‥ん。」
「なに?なんかあったのか?」
「あ~んと、秋山瑛斗さんが
マンションに居て話をしてる。」
「なんの話し。」
「うん、日本に帰国して
おじ様の会社を継ぐって。」
「そうか。乃愛、部屋に入ったら
電話しろ。まだ話しがあるだろ?」
「ああ、どうかな?
でも、部屋についたら
連絡するね。」
と、言って電話を切った。
瑛斗が
「だれ?」
と、聞くから
「病院の先輩で
お付き合いしてる方。」
と、私が言うと
「乃愛、俺は一度間違えた。
親のいいなりの人生で。
いいのか
と、自問自答の日々だった。
その時にあいつに囁かれて
だが、ずっとかわらず
愛しているのは、乃愛だけだ。
乃愛、以外要らないし
乃愛が、俺の全てなんだ。
乃愛、俺にもう一度チャンスを
くれないか?頼む。」
と、言った。
「私も瑛斗が、大好きだった。
瑛斗とずっと、一緒にいたかった。
浮気をしても、いつか私の元に
帰ってくると思っていたけど
あの事件が、起こって
陸は、私に輸血をしてくれたの。
それからは、ずっと
私のそばにいてくれて
私の支えになってくれたの。
今、私の中では
陸が、大きな存在なの
だから、ごめんなさい。
瑛斗には、幸せになって欲しい。」
と、言うと
「俺の幸せは、乃愛といることだ。」
「でも、貴方は、私じゃない人を
選んだじゃない。
私じゃなくても、大丈夫だよ。
じゃ、陸が心配するから
部屋に戻るね。」
と、言って部屋に帰った。