You donot have other than(貴方以外ない。)
乃愛···気持ちはない
瑛斗の出現には、
びっくりしたが
これで気持ちがはっきりした。
私の中には、もう瑛斗は‘ いない。’
瑛斗を過去に出来ていた。
本当に瑛斗には、
幸せなって欲しい。
私とは別の人生だけど。
おじ様、おば様のためにも。
私は、陸に電話した。
「陸、今、大丈夫?」
「ああ、大丈夫だよ。
部屋についた?」
「うん、着いたよ。忙しい?」
「嫌、そうでもない。」
「陸、心配しないで。
私は、陸が好きよ。」
と、言うと
「············」
「陸?」
「······良かった。
乃愛が、彼の元に行くのでは
ないかと、正直心配した。」
と、言った。
「ウフフッ、やっぱりそうだと思った。
心配させて、ごめんなさい。
大丈夫だから、きちんと仕事してね。」
「ああ、くそっ
なんで、当直なんだ。
今すぐ乃愛を抱き締めて
沢山キスしたいのに。」
「なっ‥‥バカ。」
と、言うと
陸は、
「あははは。」
と、笑った。
「じゃ、明日な。
ゆっくり寝ろよ。」
と、陸は言うから
「うん、陸は当直頑張ってね。
明後日は、休みだから、
明日、夕飯作りに行く。」
と、言うと
「本当に?楽しみだ。」
と、言いながら電話を切った。
私も寛いで眠りについた。