You donot have other than(貴方以外ない。)

本当は不安


次の日、仕事を終えてから
買い物をして、陸のマンションに着いた。

陸は、入口まで来てくれて
解除の方法とか
教えてくれて
陸の部屋に連れて行ってくれた。

2LDKで、広くて綺麗。
「陸、綺麗づき?」
「あんまし、考えた事ないな。」
と、言いながら
荷物をキッチンに置いてくれた。

それから、私をギュッと抱き締めて
「乃愛、好きだよ。
早く、こうしたかった。
抱き締めるまでは不安だっだ。」
「心配させてごめんね。
瑛斗に会って、尚更
私の中の瑛斗は、
過去の人になっているのが、
わかったよ。
私は、陸が好き‥‥だいす‥‥‥き」
気持ちを言ってるのに
陸が、キスをしてくるから
もぅ‥‥‥‥。

陸のキスは、段々と深くなり
舌を吸い上げられて
「ぅん‥‥ん」
「乃愛、そんな可愛い声だすと
抑えが利かなくなるよ。」
と、言われて。

恥ずかしくて、首をふると
「今は、ここまで。
さあ、乃愛、夕飯作ろう。」
と、言うから
私は、真っ赤になりながら
「もぅ‥‥バカ」
「あれ、乃愛ちゃん真っ赤だよ。
あの先、期待した?」
「陸なんか、もう知らない。」
と、言うと
「ごめん、ごめん。
冗談言わないと
本当にこのまま、離せなくなるから。」
と、言いながら
また、私を抱き締めてきた。

私も陸の背中に手を回して
抱き締めかえして
「さあ、陸、作るよ。」
「あ〰、はいはい。」
と、二人で笑いながら
夕飯作りをした。

二人で作りながら
味見をしたり、
瑛斗の時は、こんなことなかった。

瑛斗は、基本お坊っちゃまで
おば様が、全てやっていたからか
キッチンに来ることは、なかった。

陸とこうやって過ごせるのは
すごく、新鮮で楽しかった。
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