You donot have other than(貴方以外ない。)
子供
「確かに乃愛は
あの怪我の後、
俺の利き手が治るまで、
俺についていてくれた。
けど、治ると自宅に戻った。
暫くしたら、乃愛から
手紙が来て、
『瑛斗の気持ちには、応えられない。
瑛斗には、瑛斗を愛してくれる人と
幸せになって欲しい。』
と、書いてあった。
俺は、病院に行ってみたが
乃愛は、病院を辞めていた。
乃愛のおばさんも
乃愛の親友も
乃愛の居場所を
教えてくれなかった。
俺も探しまわったが見つからず
探偵を使ってやっと見つけた。
そしたら、こうなっていた。
俺は、帰るが
帰りは、なんとかしろ?
俺の最後の嫌がらせだ。」
と、言って
瑛斗君は、去って行った。
俺は、唖然としていたが
乃愛の元に近づいた。
乃愛は、子供に夢中で
気づいていなかったが
「パパぁ?」
と、子供が言うと
乃愛が、振り返り
俺を見つめて、びっくりした
顔をして‥‥‥
「り‥‥く‥‥なぜ?」
「乃愛?どうして‥‥‥?」