混ざらぬ色
その時


『ゴラァ、なにしてくれてるアルか。
もう、容赦しないネ。このクソ野郎』

額から流れる血。
戦いに慣れないるのか額が切れていると知っていても血が流れていると知っていてもスルーしていた。


これが、周りの幼い子供の違いだろう

"か弱い"っと言うよりも"最強"の言葉が似合う子供だ


そして、ギラリと総悟を睨み付けては、猫のような体勢で今にも飛び出して行きそうな勢い

相当怒っているのだろう


そして、総悟に向かってとび蹴り



ギリギリというところで、かわす総悟。

『っと、思わせて。
突撃アル!!!』


なんと、また再び隠し技を
何がなんでも勝ちたい神楽


その思いは天に届いたのか…若干、気づくのがおそくなり振り向くタイミングを逃し後頭部に神楽の頭が激突する




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