混ざらぬ色

不審



そう言って睨む


また、更に頭突きしようとためしみようと思った矢先


『おい、お前ら』

2人は、同じタイミングで振り返る


『あ、銀ちゃん』

『あ、旦那』


銀ちゃん、旦那と呼ばれているこの男。

坂田銀時だ。


万事屋の主である男。死んだ魚の目と主人公とは言えない天然パーマ


本人は天然パーマが気に入っているらしい

マイペースで、ノロマ。
なにに対しても思考0の持ち主だ


『朝っぱらから、元気だねぇ?何ごっこしてるの?2人で仲良く頭突きごっこか?』



分かっているのにわざとらしく聞いてくる銀時


『"頭突きごっこ"?すいやせん、こんなお子ちゃまとじゃれ合う気は毛頭ですぜ?これで、おいたましておきやす』



トゲトゲしい言葉を神楽に放り投げて去っていく。

それに神楽はイライラとしていた


『何アルか!あの態度!?
イライラして収まらないネ』


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