混ざらぬ色
ある日、神楽が居ないと新八、銀時が気づく。


『おい、神楽どこ行ったんだ』


『分かりませんよー。掃除してて気づきませんでしたから』


新八は、掃除を毎日欠かさずにやっていて。
銀時は、毎日欠かさずジャンプを見ていた。


『ここ最近神楽ちゃん、何処かに出掛けていますね…。どこに行っているんでしょうか』


『なにやってんだ、ぱっつぁん!!
もしかしたら、神楽攫われているかもしれねぇ!どうすんだよ!』


『え、あの神楽ちゃんが攫われるなんて有り得るんですか。つか、なんで僕の責任みたいな感じになってるんですか』



確かに、可愛い女の子のイメージ有り余っているために攫われてなんて考えられる


しかし、あの怪力となれば話は別だろう


『お前は、掃除と神楽どっちが大事なんだよ!』


真剣な顔で問いてくる銀時


『いや、そりゃ神楽ちゃんですけど。そんな真剣な眼差しで見てこられても、困りますし。第一、ジャンプ見ていてついでにソファーで居眠りした人に言われるなんて考えてもいませんでしたね』


『俺の発想、先が見えないってのは凄いこと…さ』

ちび〇るこのはな〇君みたいな感じのナルシストになった銀時
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