混ざらぬ色
『"もしも、銀さんのあてが当たったらどうするんですか!お相手はお金持ちムード漂ってますし!?"』



『"そりゃ、こんなまな板で怪力の男子か女子か分からない子供で良ければって言うに決まってんだろ?"』


ガツッん______


鈍い音だ。


『え、銀さん!?』


『なんか、この私を侮辱されたように感じたから投げたネ』


神楽の勘は恐ろしく最強であったことが証明された


なんと、投げたのは高そうな人形の物置


ガラス加工で、投げて銀時の頭に当たり少し欠けてしまったようだ


『____いってぇな…。なに投げたんだ…って、おい!?!』



『投げたのって依頼者の置物ですよね!!?
結構欠けているじゃないですか!!なにやってんですか!銀さん!』


『え、俺のせい?銀さんのせいなの?!』


つっこんでいる場合ではない。
早く直さねばもうすぐ依頼者が寄ってくる


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