混ざらぬ色
沖田side____

1人は嫌がりながらも強引に連れていかれ、もう1人は嫌そうだが興奮しながら連れていった


残されたのは俺1人だけ

なにやりたいんだかよく分からねぇ



旦那は去る前にこう告げた


『もう充分神楽達たのしんだろうからあの下衆野郎に帰らせてやってほしいんだ。よろしくたのむな?』



なるほど、旦那がとる行動なんて見え見えなんだよ

本当、あのチャイナ娘もそうだ
見え見えの蹴り入れて俺を冷かそうと?


馬鹿じゃねぇのか



そんな小さいガキじゃねぇ。


俺はこう返した

『気分で帰しておきますぜ』
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