混ざらぬ色
俺は気の乗らないまま、あの物置とともにしょうがなく万事屋に寄ってみることにした




なんで、俺はこんな雑用押し付けられてんだ。


嫌と言えば済むはずだったのに。

いまは、別にどうでもよくなっていたんだろう



気が乗らないとかじゃなくただ、放心状態だっただけで


俺はドンドンとドアをたたく



『だれかー居ますかィー?』


ドタドタと中から誰が出てくる


『誰アルか…。ってサドか、なに用ネ』


この前あったよりも更につんつんしていたチャイナ娘


ほんと、可愛げないのが面白い


< 25 / 62 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop